福島県男性教諭による生徒いじめvol.1

さんはん,言いたい放題,いじめ,学校, 社会
男性教諭は即刻辞職し猛省しろ

教師が生徒いじめを先導

5月18日土曜日のことだ。見た人もいるだろうが、驚きのニュースを目にした。福島県の男性教諭48歳が整髪料をつけすぎた生徒に対し指導をしたのち、黒板のクラス目標にその生徒を名指しで”調子にのっているからみんなでいじめよう”と書いたというのだ。その結果生徒は不登校状態になった。

この男性教諭は減給10分の1(6か月)の懲戒処分、校長は戒告処分となった。ここまでが、5月18日のニュースに載っていた内容だ。私は気になることがあったので、月曜日になったら福島県教育委員会に電話しようと決めた。

それにしても調子にのっているってのはなんなんだ。整髪料をつけすぎてはいけない決まりだったのかもしれないが、私からすればそれこそ大人が調子にのって子どもを抑圧してるだけじゃないか。髪型と学校生活に何の関係があるのか私には理解ができない。自分たちがされてきたことを思考停止で右に倣えだ。校則について書きたいことは山ほどあるがまた今度にしよう。

生徒は卒業式を欠席した

月曜が来た。私は質問事項を確認し福島県教育委員会に電話した。聞きたいことは以下の3つだ。

1.何故土曜日に発表したのか

2.生徒は卒業式に出たのか

3.48歳教諭は辞職したのか

義務教育課のヨコヤマさんと言う方が対応してくれた。挨拶もそこそこに早速疑問をぶつけてみた。

”さんはん”昨年10月10日のことなのに、なぜ一昨日発表だったのですか?私もすぐ問い合わせたかったのに土曜日だから今日まで待ちましたよ。

”ヨコヤマさん”昨年の12月に委員会から事案を知らされ慎重に内容を確認してきました。どのような処分が妥当か検討し懲戒処分に決定したのが5月17日の金曜日だったので、翌日の土曜日発表となりました。

”さんはん”では、もしも5月13日の月曜日に処分が決定していれば火曜日の新聞やニュースに載ったということですか?

”ヨコヤマさんはい、そうです。

私がひねくれ過ぎているのかもしれないが、少しでも目立たないようわざと土曜日に発表するようにしたとしか思えないのだ。続けて生徒の様子について聞いてみた。

”さんはん”報道では生徒は休みがちになり、年明けからは2日しか登校しない不登校状態になったと書かれていますが卒業式は出たのですか?今は何しているのですか?

”ヨコヤマさん”今は高校に通っていると聞いています。それで卒業式ですが、出席しておりません。

”さんはん”え?欠席ですか?

”ヨコヤマさん”はい。

驚きの事実である。私は様々なネットニュースを土曜日に見たが、卒業式を欠席したと書かれていたのを見ていない。2日しか登校していないってところで察しろということなのか。人生で1度しかない中学校生活の卒業式に、ドアホな教諭のせいで出席することが出来なかった少年はどのような気持ちでその日をむかえたのだろうか。あの出来事さえなければ少年は出席できただろう。最後に教諭の現状を聞いた。

”さんはん”48歳教諭は、半年間給料10分の1ってだけで首になっていないですよね?今も教諭を続けているのですか?戒告処分だけで終わった校長は何してるんですか?

”ヨコヤマさん”どのような状況なのか、今は答えられません。もっと詳しい人がいるのですが、席を外してます。

”さんはん”わかりました。では、また後日電話します。その方のお名前を教えていただけますか?

”ヨコヤマさん”ハセガワです。

”さんはん”ハセガワさんですね、ありがとうございます。また後日電話します。ありがとうございました、失礼します。

”ヨコヤマさん”はい、すいませんでした。失礼します。

対応してくれたヨコヤマさん、ありがとうございました。

それにしても教育委員会の処分の温さと言ったらないだろう。子どもを預かる立場で絶対にやってはいけない、まさかの大人からのいじめ。当事者は首になることもなく、半年間給料安くなるだけ。生徒は中学校生活最後の半年間を無茶苦茶にされたのにだ。さらにこんなアホ教諭を管理することのできなかった校長。”管理職”のはずなのに何も管理できなかった。なのに戒告処分ってなんですか。戒告処分というのは「気をつけろよ!」って注意するだけだよね。

大人が何も責任取らないのによく学校で生徒に注意できるな。少なくともこの2人は面の皮厚すぎるんじゃないのか。48歳教諭の現状を知るため、また後日福島県教育委員会に電話しようと思う。生徒が元気に高校へ通学していることを切に願う。

コメント

  1. Kazsang より:

    今回の記事には、さんはんさんの教育者としての、またジャーナリストとしての気概を感じます。かつて教師による虐めの加担により、自死に至っってしまった生徒がいましたね。先日のNHKスペシャルでも、教育職員ならびに教育委員会の作成した報告書と被害生徒の主張に、尋常でない作為的な齟齬が生じていた事案が紹介されていました。現場も行政も、人間の命を預かっている、重い責任を託される専門職にあるということを、日常的に何度でも再確認すべきです。自戒を込めてそのように思います。

    • さんはん より:

      コメントありがとうございます!
      教育者やジャーナリストだなんてとんでもないです。

      教員の方々も大変な日々を送っているとは思います。
      だからといって、生徒を誹謗中傷するようなことを言ってはダメですよね。

      NHKスペシャルの件許しがたいですね。彼らは基本的に画したがりますよね。
      生徒には「素直になれ」と言っているはずなのに…

      みながkazさんのような意識なら、より良くなるでしょうね。

  2. 山本幸二 より:

    とんでもねぇヤロウがいたもんだ。まじめにやってる同じ学校の先生まで偏見を受けないこと、その生徒が今後いい環境でいい日常を送れることを願うよ。

    よく電話したね。さすがの行動力です^_^

    • さんはん より:

      コメントありがとうございます!

      大多数の先生方は必死にやっていると思いますが…果たして!!
      そうですね、生徒が楽しい毎日を送っていれば幸いです。

      フットワークの軽さしかないのですよ。

  3. TEE より:

    この学校の
    他の教師が真面目にやってた?
    ごく数人だよ、まともな教師は
    教師、半分は移動

    何も変わんねー学校

    都合が悪くなればはぐらかす
    指摘されなきゃ動かねー
    全て後付け
    口開けばバカが出る
    強い教師には逆らわず従う
    白が黒になり、黒が白になる
    身を守るための弱い教師だらけ
    まずトップの長がすぐ逃げる
    教育委員会も逃げてる始末

    救いようのないクズ教師
    クズ学校

    • さんはん より:

      コメントありがとうございます。

      文章から察するに卒業生の方ですか?

      身を守る教員が多いことは同意いたします。
      ただ、ご家族とかも居るので我慢している人も居るのでしょうが…

      管理職と委員会に対する憤り、
      全くもってその通りです。

      疑問点をまともに説明されたことがありません。

      もし卒業生の方で色々教えていただけるのであれば、
      sanghan.maro@gmail.com にご連絡いただけますか?

      私はこの教員と直接話をしたいのです。

      宜しくお願いいたします。

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