太陽と月が入れ替わる時刻
一夜の警護へ向かう月
踊りながらやってくる
曲線描いて風船飛ばし
窓辺にもたれて伺うと
ハッカチョウが鳴いている
見上げた先で歓喜の咆哮
さまよう銀河のルービックキューブ
ペッパー号のお通りだ
ミラーボールが揺れる中
僕の意識はコスモへ飛んで
ミラーボールに包まれて
温もりの中ずっと瞼を閉じる
トランスが鳴り響いている
月が夜空を独り占め
今宵は地球が眠らない
よしこがこちらに気づくころ
一夜のロマンス終えた印
忍び足でペッパー号に乗り込む
ターボチャージで急発進
光速で銀河を駆け巡る
よしこの声が聞こえてきた
ミラーボールは分離する
己が跳びたい方向へ
ミラーボールは分離する
色とりどり気の向くままに
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