東京高校生平和ゼミナール
あのねのねの清水國明さんがBOOKOFFをヘビーユーズドするように、このページのヘビーユーザーにはおなじみのKazさん。いつも熱いコメント寄せてくれ、ありがたい限りだ。彼は東京高校生平和ゼミナール(通称・平ゼミ)の世話人をやっている。平ゼミは都内の学校に通う中高生が参加している。より平和な世界を目指し、学習会や署名活動など様々なことに取り組んでいる。
本日は新木場にある「第五福竜丸展示館」での学習会に参加してきた。「第五福竜丸」の名前は、小学校や中学校の授業で聞いたこともあるだろう。簡潔に記すと第五福竜丸は1954年3月1日、ビキニ環礁でアメリカ軍の水素爆弾実験により発生した多量の放射性降下物を浴び、多くの乗組員が被害にあった。
無線長だった久保山さんは半年後に亡くなってしまった。戦後国際舞台を震撼させた、核実験による民間人の犠牲者だ。ビキニ環礁とはミクロネシアに含まれる地域にあり、大海原の中にある。第五福竜丸はマグロの遠洋漁業に出ていたが、その途中で被害にあってしまった。詳しくは色々な本やサイト、第五福竜丸展示館へ足を運んでみてほしい。
いつから変節してしまうのか
展示館の中には、様々なものが展示されている。その中で今日の私が一番気になったのは、亡くなってしまった久保山さんの子どもへ全国の小中学生から届いた激励の手紙だ。みんな本当に優しくて、自分なりの言葉で精いっぱい遺児を励まそうとペンを握ったのだろう。
今も昔も、大人たちが争いを始めて火種が大きくなり取り返しのつかないことがおきる。みな、手紙を出した子どもたちのように元々は優しい気持ちを持っていたはずなのに、どのタイミングで忘れてしまうのだろう。また、一度忘れたピュアな気持ちは二度と戻ることはないのだろうか。そんなことはないと信じたい。これからも行けるときは平ゼミの活動に参加させていただきます。本日はありがとうございました。
コメント
さんはんさん、今日は雨のなか足を運んでくださり、有り難うございました!二ヶ月ぶりの再会、とても嬉しかったです。平和ゼミナールの生徒たちにも、さんはんさんのこのブログを、読んでほしいなと思っています。
いつの時代も子どもたちは、大人たちが囚われてしまいがちな経済的観念、損得勘定で物事を考えませんね。むしろ愚直に納得できないものと対峙して、その苦しみを引き受けようと、もがいているように感じます。
そういう子どもたちと共に学ぶとき、大人たちから教わるときよりはるかに、僕たちは多くのものを、生徒たちから教えられているような気がします。長崎行きの前の署名活動、ぜひまた遊び学びにいらしてください!
お誘いいただきありがとうございました!
皆さんお元気そうで何よりでした。
原宿や新木場へ行くのは久しぶりだったので、
移動だけでも色々と楽しかったです。
子どもたちは純粋な気持ちで物ごとに向き合い、
試行錯誤していますよね。
これからも様々な話をしながら、
時代時代の子どもたちの悩みを聞き、
少しでも手助けが出来ればと思っております。
次回の日程カレンダーに記入しました。
近づきましたら連絡しますね。
ありがとうございました!