台風19号が去って

被災地

被災地の一刻も早い復旧をお祈りしております。

除染廃棄物が川に流出

東京電力福島第一原子力発電所事故の除染廃棄物が古道川に流出した。袋に入れて保管していたのだが、市内の仮置き場が浸水し袋が川に流出したのだ。管理が杜撰だったのか、自然災害には勝てないのかキッチリ検証してほしい。

原子力発電所は廃棄物の問題がいつまでも残る。廃炉に向けて動こう。

昨日

私の住む地域は多摩川と鶴見川の氾濫、東京湾からの高潮が懸念されていた。家に籠って、私もまろさんも1週間は飲み食いできる準備はしていた。

居住する川崎区は朝から全域の浸水想定地域に警戒レベル4の避難勧告（洪水）を出していた。最初から家に籠ることを決めていたのと、勧告のサイレンが町内から流れなかったこともあり、一歩も外に出ることなく過ごしていた。

いつ停電や断水になっても良いように、早めにシャワーを浴びたりご飯を食べた。浴槽や桶、やかんなどに水を貯め、もう一度お米を炊いておいた。19時ころサイレンが鳴り避難勧告が聞こえてきた。本を読んだりしながら、台風が通過するのをジッと待っていた。

まろさんはお昼ご飯を半分しか食べてくれなかった。散歩に行けなかったからなのか。普段は散歩中ウンコをするまろさん。小さいころは家でもしていたのだけど、最近は散歩中ばかり。それでも夜ご飯を完食し、部屋のトイレシートでウンコしてくれた。これはとても嬉しかった。

21時ころがピークだと聞いていた。時折猛烈な風が吹きつけ、外から何かが転がる音が聞こえてきた。川崎市のHPやNHKを見て、情報を確認した。川崎区でのピークは過ぎたとの情報を見た頃は、雨風もだいぶ収まっていた。22時過ぎたあたりだったろうか。外に出ると近所の人も数人いて、各々家の状態や道路の状態を確認していた。幸い冠水などもなく、特別大きな被害はなかった。

一夜明け

一夜あけ、千曲川など多くの県で河川が氾濫している報道を見た。各地で多くの居住地が浸水していた。スムーズな救助活動を願うが、救助隊の安全面も心配。

自然の猛威を改めて見せつけられた。私の籠るという判断も、雨量や海、川の状態如何では正解ではないこともあるだろう。

超大型台風からの被災を避けるためには、前もって”予想勢力範囲外”に行かないとどうしようもないことを体感した。

19時に避難勧告のサイレンが鳴り響いた。元々籠城を決意していたが仮に移動しようとしても、区内全域警戒レベル4、隣接している都県も大雨特別警報発令中。何処にも行けないでしょこれ。今回はたまたま川崎区が無事だっただけで、いつ被災するか本当にわからない。今後も防災の準備と自分の行動を決めておこう。

家に籠るなら1か月分くらいの飲食を用意しなければと思った。コツコツ用意していこう。