どこの世界にも居る嫌なやつ
パナソニック産機システムズの人事課長によるパワハラで、就職内定者だった大学生が2月に自殺した。本日、遺族の代理人弁護士が会見した。亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
自分が圧倒的有利な立場に居ると勘違いし、このような愚行に走る者が後を絶たない。私は、いわゆる就職活動というものをしたことがない。（一斉に始まるやつです。企業に勤めてはいました）なので、その時期の学生がどのようなモチベーションなのかわからない。悲壮感が漂っているのだろうか。
最近では、OB・OG訪問と呼ばれる、就職を希望する企業へ学生が訪問することがあるようだ。その時に女性就職活動者が、企業の男性社員から飲みの席に付き合わされたり、それ以上のことを求められるという話も散見している。その場合、大抵男性社員は人事権を匂わせてくるという。
これから社会に出てい行く学生は、たくさんの不安を抱えているのだろう。自分が入りたい企業で、人事権を握っているなんて聞かされたら色々悩むのかな。どこの世界にも、立場が上だからと言って、身内や自分がやられたら絶対に嫌なことを、他人にする人いるね。なんでなんだろうね。
内定者で作るSNS←要らないだろこんなの
パナソニック産機システムズでは、研修の一環として内定者20人全員をSNSサイトに登録させた。そして人事課長は、毎日投稿するよう促し以下のような投稿をした。
「誰がいつサイトに入っているかは人事側で見えています」「毎日ログインしていなかったり、書き込まない人は去ってもらいます」「僕は露骨にえこひいきするからね。なめるなよ」「丸坊主にして反省を示すか？」
なんなんですかこれは。この人事課長が丸坊主にして、毎日遺族のもとへ土下座行脚してこい。絶対に許されないだろうけど。
会社に対する忠誠心を高めるためなのか何なのかわからないけど、業務とはおよそ関係ないような指示をよく出せるな。どうやら「自己啓発本」を読ませ、その感想なども求めていた模様。この人事課長が「良い」と思っていることに対し、口答えしたらどうなるのかね。囲い込みの一環なんだろうけども、それならばひと昔前の日本企業のように、終身雇用を約束し年齢とともに給料をあげてやれ。
死ぬことはない
世の中に一体どれくらいの仕事があるのだろう。どれくらいの職種があるのだろう。きちんと数えたことがない。どうしても入りたかった会社かもしれない。それでも、余りにも糞みたいな奴が上司に居たら、入るのやめれば良いじゃん。死んだら終わりだぞ。自ら死を選ぶくらいなら、変なことを言ってくるやつに盾突いてやれ。自己主張が好まれない文化ではあるけれど、納得して仕事をするためには、自分の思いをきちんと伝えないとダメだよ。己が耐えられないくらいの圧だと思ったら、スタコラサッサと逃げちゃいましょう。
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