イラン指導者の反応
今日、イラン革命防衛隊のソレイマ二司令官が米アメリカ軍の空爆により死亡した。ソレイマニ司令官は、シリア内戦などではISと戦い大きな戦果を挙げ、国内の人気がすこぶる高かったそうだ。
昨年末アメリカ軍がイラク領内でシーア派の民兵を殺害してから、ずっと小競り合いが続いていた。結果、イラン国民の英雄が空爆される事態にまでなった。イランのロウハーニー大統領は、アメリカに対して報復を明言した。
「偉大なイランはこの凶悪な行為に対し報復する」と最後に述べている。どうなってしまうのだろうか。
イラン最高指導者のハメネイ師も当然報復を宣言。
最後に/1とあるが一連の投稿は/5まで続き、ソレイマニ将軍への賛辞や国をあげて3日間喪に服すこと、必ず報復することがつづられている。
トランプ大統領の反応
トランプ大統領は空爆後に国威を発揚させるtweet。
2020年11月3日に迫った、アメリカ大統領選挙で勝利するために仕掛けたのだろうか。愛国心を煽り、戦争特需を狙っているのかな、なんなのだろう。たくさんの国の主要メディアが、アメリカとイランの全面対決を案じ始めている。安倍内閣は昨年末に自衛隊の中東派遣を閣議決定した。戦線が拡大したら様々な影響が懸念される。アラブ諸国で対日感情が悪くなれば、一部の国から東京五輪ボイコットも考えられるだろう。
アメリカと大の仲良しイスラエルのネタニヤフ大統領は当然トランプ支持を表明。
「トランプ大統領の決意と素早い行動に感謝し、安全自衛のためアメリカの傍に立っている」と表明した。
凄い数の米軍基地
イラン周辺に物凄い数の米軍基地が配備されている。
イランがアメリカに対して面白くない感情を抱くのは仕方ないかも。常に脅されているような状態だもんな。アメリカはイラク戦争後、イラク国内に大量のアメリカ軍基地を配備している。イランと開戦となれば必ずイラクが狙われるだろう。そのイラクバグダッド内のアメリカ大使館が、「アメリカ市民に対しイラクからすぐに出国するよう促した」とロイターが報じている。
2020年冒頭からとても不安になるニュースだった。
ライスボウル
本日東京ドームで行われたアメリカンフットボールの試合。学生日本一vs社会人日本一が激突するライスボウルだ。戦前の予想通り富士通フロンティアーズが関西学院大学を圧倒し(38-14)、2011-14年のオービックシーガルズと並ぶ最多タイの4連覇を達成した。
これで社会人チームは2010年から11連勝となった。富士通の4連覇はどの年も、スコアも内容も圧倒的だった。選手の補強が大きく関係しているだろう。どんどんアメリカの大学でフットボールを経験している海外選手を多数揃え始めたのだ。このままでは、学生チームの勝利は時が経てば経つほど難しくなることだろう。
これで最後のライスボウルとなった、関西学院大学の鳥内監督。変幻自在でアグレッシブなプレーコールが魅力的だった。次年度はどのような組み合わせなのか。また1年後の楽しみである。
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