NFLチャンピオンシップゲーム
NFLはAFCとNFCのカンファレンスにわかれている。日本プロ野球のセパのようなもの。各カンファレンスのチャンピオンを決める試合が1月20日、日本時間5時から行われた。毎年チャンピオンシップゲームとスーパーボウルを生放送してくれるNHKBS1。ありがとう☆
仕事だったので録画した。録画していたのを見終わった。スコアこそ当たらなかったものの、予想通りAFCはチーフスが、NFCは49ersが勝利した。2分の1だから、そりゃ当たりやすい。スーパーボウルはカンザスシティ・チーフスvsサンフランシスコ49ersとなった。
HCの年齢差
AFC代表のカンザスシティ・チーフスのHCはアンディ・リード71歳。かつてフィラデルフィア・イーグルスをプレイオフの常連へ導いた名将だ。 QBドノヴァン・マクナブを中心とした、強力なウェストコースト・オフェンスで2004年シーズン第39回スーパーボウルへ出場したが、王朝を築いていたニューイングランド・ペイトリオッツに敗戦した。チーフスは2013年から率いている。
一方NFC代表のサンフランシスコ・49ersのHCはカイル・シャナハン40歳。父親はかつてデンバー・ブロンコスのHCだった名将マイク・シャナハン。QBジョン・エルウェイやRBテレル・デイビスを用いて1997年シーズン1998年シーズンとスーパーボウル(32回、33回)を連覇した。そのとき、息子のカイルは若干19歳にしてサイドラインに居た。根っからのフットボール一家だ。親子でHCとしてチャンピオンシップに進出したのは初めてのケースらしい。勝利したのももちろん初めてだ。これで、親、子ともにHCとしてスーパーボウル出場という偉業を成し遂げた。試合の行方はどうなるのか。2月3日のその日まで考えたい。
それぞれの試合
まずはAFCのテネシー・タイタンズvsカンザスシティ・チーフス。序盤は17-7と攻め込まれていたチーフスだが、QBマホームズはいたって冷静。しっかり逆転し、勝利に導いた。タイタンズRBヘンリーは前半こそ止まらなかったものの、後半はチーフスディフェンスに抑え込まれた。最終スコアはご覧の通り。
負けたもののタイタンズQBタネヒルは大舞台でも試合を作れることが分かった。今季開幕ではタイタンズの先発QBだった元1巡マーカス・マリオタは移籍することになるだろう。
次はNFCのグリーンベイ・パッカーズvsサンフランシスコ・49ers。こちらは、最終スコア以上に49ersの圧勝だった。
前半で勝負は決まったようなものだった。何せランが止まらない。
今季49ersは3人のRBをローテーションしてきた。チャンピオンシップゲーム途中でコールマンが肩を負傷し退場したのが気になる。気になるが、先に書いたようにモズタートのランが止まらなかった。前半だけで150yを超える走りをみせ、3タッチダウンをあげた。後は時間を消費するだけだ。
モズタートは試合を通して、驚異のラン1回平均7.6y。そしてQBガロッポロはパス試投8回のみ。ランだけで充分だったと言うことだ。
49ersのように、強力ランオフェンスを擁するタイタンズを破ったチーフスがどう闘うのか。今からとても楽しみである。
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