ある日

詩,さんはん,言いたい放題,自由,ある日,
僕が夏休みを取れなかったのは 
蝉がたくさん鳴いていたからなのか 
刺された後の二の腕は 
傷が消えずに残っています 
警察官が逮捕逮捕とわめいている 
目の前の信号は黄色から赤へ 
吹き飛ぶ頭ははるか彼方へ 

電話が鳴る 
君はそこを一歩も動いてはいけない 
駄菓子屋で当たりをひいても認めてくれず 
惰性の日々を過ごしながら 
水位があがった川の中で 
息をひっそり止めるのです

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