僕が夏休みを取れなかったのは
蝉がたくさん鳴いていたからなのか
刺された後の二の腕は
傷が消えずに残っています
警察官が逮捕逮捕とわめいている
目の前の信号は黄色から赤へ
吹き飛ぶ頭ははるか彼方へ
電話が鳴る
君はそこを一歩も動いてはいけない
駄菓子屋で当たりをひいても認めてくれず
惰性の日々を過ごしながら
水位があがった川の中で
息をひっそり止めるのです
僕が夏休みを取れなかったのは
蝉がたくさん鳴いていたからなのか
刺された後の二の腕は
傷が消えずに残っています
警察官が逮捕逮捕とわめいている
目の前の信号は黄色から赤へ
吹き飛ぶ頭ははるか彼方へ
電話が鳴る
君はそこを一歩も動いてはいけない
駄菓子屋で当たりをひいても認めてくれず
惰性の日々を過ごしながら
水位があがった川の中で
息をひっそり止めるのです
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