屍を乗り越えて

詩,平和,反戦,自由,戦争反対,さんはん,屍を乗り越えて,
戦争が始まり命を落とす子たちよ
あなたの夢は一体なんだったの
僕は将来絵描きになるのだと
壁に落書きをする君を思いだした
食べるものさえなくし腹をすかし
地面を手で掘り中の土を食べた
本当は誰のことも怨んじゃないよ
だけど隣のあの人を殺したんだ

僕がずっと涙を流していると
親父に怒鳴られたいつまでも泣くんじゃないと
悲しみの数だけ敵を憎みなさいと
そんなくだらねぇ教育で育てられた
大丈夫負けないから信じて戦いなさいと
ラジオから流れる声は嘘にまみれて
そんなこたあ終わればわかる事だろうと
僕は潔く死を覚悟した

テレビで戦争のニュースをやっていても
かわいそうだねと呟くことしかできない僕ら
優しく降りそそぐ朝日の光が
今となってみては懐かしく思えます
空に覆われたたくさんの煙と
地上では燃え続ける家や花や人が
見渡す限りの屍を乗り越えて
力強く歩く生きるために

この戦争に勝てば金は入ってくるし
あっちの領土も手に入るぜたまらないぜ
僕には戦争を起こす人たちの
会話がそんな風に聞こえてしょうがないんだ
何度同じことをすれば気づくのかと
人は過ちを繰り返しながら滅びゆく
懐かしい香りに誘われてたどりついた
ふるさとには何もなかった
見渡す限りの屍を乗り越えて
力強く歩こうよ生きるために

コメント

  1. Kazsang より:

    さんはんの詩はにどみしちゃうね!
    は?なにこれ意味がわからなくてにどみ笑
    は?なにこの表現、確かめたくてにどみ驚
    は?なにこの現実、抉られながらにどみ涙
    僕は好きだよ更新が早すぎるけど☆

    • さんはん より:

      ありがとうですm(__)m
      詩はたくさん書き溜めているので、
      やろうと思えば日に10回は更新できまっせ☆

      もうちょい…ゆっくり更新しますねぇ~
      だけど言いたいことが溜まっちゃったら、
      一杯更新になっちゃうですよ。

  2. ジョニー より:

    戦争の根幹となり得るものとはなんでしょうか。

    相手への嫉み、怒り、憎しみ。
    その原動力となるのは、
    相手への差別心ではないでしょうか。

    差別は時に、自らの主張を正義とし、正当性を得たもの、として思い込んでしまう。

    でもその差別が人を傷つけ殺し、やがて大量虐殺、そして戦争へと突き進むのではないかと思います。

    私にとって差別扇動は戦争への道と考え、
    あらゆる差別と闘う決心を持たなくては、と感じています。

    • さんはん より:

      コメントありがとうございます。

      人々の欲望と他者への不寛容。

      そして、ジョニーさんが言うように、
      差別心は人を傷つけることを平気にさせると思います。
      心が麻痺すると言いますか。

      あらゆる差別と闘って行きましょう!
      私も遅ればせながらこの5月10日より活動再開です。

      より平和を目指し、権力者が人々のために権力を揮うよう、
      コツコツ更新していきます。

      今後とも宜しくお願いいたします。

  3. さんはんの野球部の教え子(3年生) より:

    (関係無い話)
    三国志面白いよねー
    趙雲が激闘を繰り広げるとこが好きやわー
    さんはんも三国志好きって言ってたよねー
    剣道頑張れ!

    • さんはん より:

      お!三国志好きな部員と言えば彼だな。
      コメントありがとうございますね。

      三国志好きだよ~今でも色々調べてるよ。

      剣道…!?
      おおおお!!

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