パパ活であり援助交際であり買春であり売春でありバイバイ旬

パパ活,さんはん,言いたい放題, エッセイ
俺が百兆円男だ

言い方を変えれば済む問題なのか

”パパ活”。私は昨年くらいから耳にするようになったのだが、いつの間にこのような言葉ができたのだろう。初めて耳にした時、「パパ活ってのはなんだ?親父による活動?何をするんだろう」と疑問が頭の中を駆け巡った。その時頭の中では、渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」が流れていた。シンキングタイムだ。

「例えば親父たちによる街中清掃ボランティア?親父たちによるお料理教室?なんだろうな~。」と、ニュースを読んだり、パパ活を募集している人たちの投稿を見て答え合わせをしたところ、実際親父による活動でもあったのだが私が思い浮かべた活動とはいささか違うものだった。いささか先生が驚くのも当然と言えるくらいいささか違うものだった。

パパ活とは程度の差はあれ、やっていることは私が高校生のころ猛威を揮っていた”援助交際”そのものではないか。そして”援助交際”という言葉も実態を包み隠すような言葉だ。援助交際とはすなわち”買春”であり”売春”なのだ。何故わざわざ新しい言葉を作る必要があるのか。きっと、当事者に発生する罪の意識を緩和させるためだと私は考えている。グーグル検索で「パパ活 相場」と検索すると驚きの画像がたくさん出てくるではないか。まだパパ活をご存知ない人のために簡単に説明しておこう。

パパ活って何をするんだ?

実際にパパ活を行った人に聞いた話、メディアで取り上げられた情報をかいつまんで簡潔に記す。小学生でもわかるくらい簡潔に記す。

男性が女性にお金を払って食事をしたり買い物をしたり突き抜けちゃうと性交したりする

は??買春であり売春じゃん。個人がパパ活という言葉をいくら使おうが構わないよ。だが、テレビとかで取り上げちゃだめだろう。大事な大事な放送権を手に入れてやりたいのは、犯罪に繫がることを特集することなのかね。何が「今どき女子のパパ活」だ。中には「援助交際とパパ活は違う」という論調まであり呆れるばかりだ。どこがどう違うのか説明してほしい。少し調べればいくらでも”肉体関係〇〇円”と出てくるではないか。もちろんパパ活を行っている全ての人が性交しているとは考えない。だけど、わざわざ地上波で特集する必要は全くないではないか。

中学校で5年間働いて思ったのだが、確かに最近の生徒たちはTVよりYouTubeの方をよく見ているし、いわゆる芸能人よりユーチューバーたちに興味があるだろう。しかしTVの影響力もまだ健在なのではないか。誰もが簡単に見ることができる環境で、流すようなことではないだろう。テレビに限らず、ネットや雑誌でも扇動しているようだ。買春であり売春なのに”パパ活”なんてちょっとポップな響きにさせて。当事者がそこの所を理解していると良いのだが。何度も書くがメディアが煽るのは違うと思う。特に地上波テレビ。何故なら地上波では”パパ活”に”性交”はない前提で話が進んでいるからである。いやいやいや…

エロのパワーを舐めるな

いいか、1つ言っておくぞ。エロのパワーを舐めないほうが良い。人類はみなエロスで溢れているからこそ、世界では70億人を越えてなお人口が増加し続けている。

私がパパ活において危惧しているのは男性諸君の暴走だ。「俺は寂しいときにご飯だけの関係だ」と自分で思っていたとしよう。しかし、会う回数が増える都度色々な欲望に己が支配されるかもしれないぞ。その時に女性は、自分の身をどのようにして守るのか。いつ、不幸な事件が起きるかわからない。だからこそ私はメディアがポップな感じで”パパ活”と表現するのが許せないのである。

パパ活とは援助交際であり、買春であり、売春であり、バイバイ旬なのだから。男性も女性も、どうかパパ活に踏み切る前に今一度ようく考えてほしい。

コメント

  1. hum より:

    男性はホントに気をつけないといけないですよね。
    逮捕されるのは男性ばかりだし。

    • さんはん より:

      調べたところ18歳以上同士だと、
      自由恋愛との区別ができないため逮捕されることはないとのこと。
      とはいえ、”触らぬ神に祟りなし”ですね。

  2. Kuzsang より:

    さんちゃん銀柳街歩きながら怒ってたもんね
    クズの街っすよここはって
    ホントは川崎大好きなのにね

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