超低速巡回

さんはん,詩人,詩,言いたい放題,自由,反戦,平和,戦争反対,毛虫,超低速巡回,
ケツにぶっ刺したアンテナが
ビンビンに反応している
地面を這いつくばりながら
悪事を企むやつらのもとへ
超特急で向かっているぜ
時折身体を壁に擦りつけるのは
生きていることを味わうためだ

悪党どものもとへ辿りついた
到着に時間がかかり過ぎて
最早誰も居なかった
後の祭りってやつだ
空回りする気持ちを抑えるため
空砲を七発打ち鳴らし基地に帰る
「次はもっと早く教えてくれよな」
毛虫のお巡りさんはそう呟いて電気を消した

コメント

タイトルとURLをコピーしました