会議は踊る、されど進まず

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本当に間違いないの?

何の専門家なの?

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が、ようやく接触機会8割減の為に必要なことをわかってくれたようだ。そうだね、それは

通勤

だね。西浦教授は本日の会見で「都心との通勤を続ける限りは、自粛要請レベルでは限界があることがデータからわかった」と述べた…これは何の専門家の集まりなのかな。

通勤が続く限り接触機会8割減は無理だと、とっくのとうに誰もがわかっていたことだよね。政府に強く言えなかったのは、「政府からの命令として社会活動を停止させたら様々な損失の補償を国がしなければならなくなるから」ということでいいかな。

本日のアイキャッチは、専門家会議で提示されたものである。何を根拠に「新規感染者が減少傾向にあることは間違いない」と言えるのかね。

先進国と呼ばれる国々は、本当に即座に自国に住む人々への長期間の給付(お金や生活必需品含む)を決めて、自宅待機を徹底した。

また、当初はノーガードで突き進もうとしたイギリスも「あ、こりゃヤバいわ。すまんね、前言撤回」とボリス・ジョンソンが大演説をうち対応を臨機応変に変えた。

対応変更を決めた時の演説

その結果多くの国で、制限つきではあるが社会活動が再開している。COVID-19の対応に関して、日本は本当に酷いと思う。

全く進まない対策

昨夜東京都は、COVID-19の感染が確認されたのち、自宅で療養している人たちが635人に上ることを明らかにした。一方用意されたホテルでの宿泊療養をしている人は198人である。(ともに4月14日以降感染確認4月28日時点)「ホテル用意しますよ!!!」とあれだけ大体的にアピールしていたのに、利用者が少ないね。「1日にPCR検査2万件行いますよ!マスク月に7億枚供給します!」と同じことだね。

自宅で療養している軽症者は家族にうつしてしまうかもしれない。一人暮らしだったら生活必需品を買いに行くこともあるだろう。自宅療養者で、体調が急変して亡くなってしまう方も後を絶たない。自宅療養させる意味はなんなのか。本人が望んでいるのか。設備が足りないのか。

日本は幸いCOVID-19の感染拡大が他国より遅かったのに、良い対応を学ぼうとしなかったのが本当に残念です。

本当に把握していないの?

正確なデータがなければ、適切な対処はできないのに一向に検査数を増やさない。これはなんでなの?孫子も「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」 と伝えているように、情報は大切なのに。

本当に安倍首相は、感染者数の実数を知らないのか。どうなんだろう…なんにせよ徹底した検査と隔離、治療をしない限りは、雲を掴むようなもので何もわからないですね。どうするんだろう。

大切なことだから何度でも

行政は休業要請するなら、しっかり補償を約束しなさい。権力者がまるで私刑を推進するかのように営業中のお店を公表するのはどう考えてもおかしい。

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