杜撰すぎる管理体制
新型コロナウイルスの感染で注目を集めた、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号。その乗客だった2名が亡くなった。80代男性と80代の女性だ。さらに、船内で作業をしていた厚生労働省40代男性職員と、内閣官房30代男性職員にも感染が確認された。
危機管理能力の欠如
船内で感染が蔓延するのも仕方がない。と、思わせる画像をTwitterに投稿したのが厚生労働省副大臣の橋本岳だ。先日、ダイヤモンド・プリンセス号を視察した神戸大学医学研究科感染症内科教授の岩田健太郎氏がYouTubeで船内の様子を「ものすごい悲惨な状態で、心の底から怖いと思いました」と指摘し物議を醸していた。
それに対するアンサーだったのか、何なのかわからないが橋本岳は、自らのTwitterアカウントにて以下の画像を投稿した。

きちんと養生するよね
何だろう、この養生は。空間も繋がっているように見える。物理的にも接触可能だ。なぜ、厚生労働省副大臣である橋本岳はこの画像をあげたのだろう。「おら!ちゃんとやってるぞ!」と言いたかったのか。それは余りにも国民を馬鹿にしすぎなのではないだろうか。
輪をかけていただけないのが、自らの投稿を削除したこと。まるで自らの「非を認める」ようではないか。そうであるならば、ダイヤモンド・プリンセス号での対応は誤りだったと責任を認めるべきではないのか。
認めたがらない体質
8月15日を「終戦記念日」と呼び続けていることからもわかるように、原則「現実と向き合わない」「責任は取らない」のが我が国の政治家であり、多くの権力者だ。う~ん、残念。
インターネッツは怖いですね
橋本岳は自らの投稿を削除したが、スクリーンショットされたものは永遠に残るし、人々の記憶から消えないであろう。良い子のみんなは、細心の注意を払ってSNSを利用しましょうね。
コメント