【朗報】全世帯にマスク2枚配ります！！

エイプリルフールネタならどれだけ良かったか

新型コロナウイルスの感染拡大が進む日本。様々な活動の自粛が要請され、立場の弱い勤め人が続々と職を失っている。遅々として進まない日本政府の対応。そんな中、国民のためついに安倍政権が布マスクの配給を決定した。

安倍首相は、国が買い上げた布マスクを全世帯（約5000万世帯）に2枚ずつ配布すると表明した。このニュースが流れてきたとき、タチの悪い4月馬鹿ネタかと思ったら普通に馬鹿なだけだったよ。

海外と比較してみよう

新型コロナウイルスの感染が爆発している欧米や、中国韓国などでは経済がストップしている所もある。そのような国では、とっくに予算を組んで国に住む人々に休業補償を行うことを発表している。

アメリカは年収825万円以下の世帯に13.2万円の給付金を支払うと決定。さらに各種業界へ2兆ドル（約210兆円）規模の財政出動を行う。他国も細かい条件などはあるが、イギリスは賃金の8割を休業補償。イタリアは現金30万円以上支給。フランスとスペインは休業中の賃金を全額補償。韓国は現金8万円以上支給。香港は現金14万円支給。休業補償のための財源や、給付対象の策定など課題があるのもわかる。だが、このような問題を解決するために政治が存在しているのではないのだろうか。

その国に住む人々を守るため、各国が緊急政策を発表している。感染者が異常に少ないと、世界が注視している日本が発表した施策は…全世帯に布マスクを2枚配ります！！

延期した五輪の予算確保は全力だ！

小池百合子都知事が一昨日の会見で、「延期となった五輪は来年行う」と日程まで発表した。世界のメディアからは「コロナ収束の見通しも立っていないのになんなんだ」と疑問の声も聴かれた。

その翌日。スポーツ庁の鈴木大地長官は、国の競技力向上事業に関し、新型コロナ拡大で東京五輪・パラリンピックが延期となった2021年度も、20年度と同じく100億円規模の予算確保を目指す考えを示した。

新型コロナ騒動で国民が疲弊し、様々な声があがっている最中…なんだかな。

武漢封鎖翌日の安倍首相

2020年1月23日中国の武漢が都市封鎖された。その翌日の1月24日から1月30日まで外務省のHPに、春節を祝う中国の人々へ向け、「日本へ遊びに来てね」とメッセージが掲載されていた。現在は消されている。

上の画像はニュースで多く流れたので、見た人も多いのではないだろうか。アジアからの渡航客もろくに検査をせず、ヨーロッパで感染爆発しても対応を取らずノーガードで受け入れ続けてきた。

ちなみに2020年4月1日現在、世界122の国や地域が日本からの入国に制限がかかっている。

誰が言ったかでなく何を言ったかで判断しろ

良い恰好したがるやつが、「誰が言ったかでなく、何を言ったかで判断しろ」と言う。だが、そんなことを言っているやつこそ、一番そのような判断をしていなかった。実体験だ。

そんな権威主義の人に是非とも、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥さんの意見をご覧いただきたい。山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信（山中さんのページに飛びます）

この中で山中さんは5つの提言をしている。

• 今すぐ強力な対策を開始する
• 感染者の症状に応じた受入れ体制の整備
• 徹底的な検査（提言２の実行が前提）
• 国民への協力要請と適切な補償
• ワクチンと治療薬の開発に集中投資を

上から下に第1の提言から第5の提言となる。細かいことは山中さんのページで読んで欲しい。多くの識者が言っていることと、そう相違はないのではないだろうか。政府には一刻も早く、対策のために動き出してほしいものだ。「～対策本部を設置した！」とか言っているばかりで、何もやっていないんじゃないの？

都立学校はGW明けまで休校

東京都は都立学校の休校措置を5月6日まで延期した。休校延期はよい判断だと思うけど、授業はやらないの？先進国と呼ばれている国の多くは、新型コロナ騒動の渦中もオンラインで授業を行っている。生徒全員にi-pad配布など当たり前にやっている。この件については、明日以降書く。