ど太い心御柱
東京国立博物館で開催されている特別展「出雲と大和」を見てきた。残念ながら撮影可能な展示物は2つだけだったので、このページで見せることはできない。東京国立博物館HPに少しだけ展示物が掲載されているので、気になる方はそちらをチェックしてほしい。
入ってすぐの所にとーっても太い木が展示されていた。心御柱(しんのみはしら)である。古代、出雲大社の本殿は高さ48mと伝わっている。その本殿を支えた柱である。他にも同じくらい太い宇豆柱(うずばしら)も展示されていた。
古代出雲大社のミニチュア復元模型も置かれていた。まるで天国へ続くかのような階段が印象的。出雲が独自の交易ルートを持っていたことを示唆する勾玉など、貴重な展示をたくさん見ることができた。
下記画像は出雲エリアでの撮影可能な展示物。銅鐸発掘時の復元模型である。
他にも、三角縁神獣鏡や銅剣、銅矛、勾玉など多数の展示物がある。
大和
大和を語る上で外せない山がある。奈良県桜井市にある三輪山だ。ざっくり言うと、古代三輪山の周辺をヤマトと呼んでいた。その三輪山の麓に伝わった石仏である、「浮彫伝薬師三尊像」(重要文化財)も展示されている。飛鳥時代から奈良時代にかけて作られたものだ(7~8世紀)。ここまで風化せずに残ったのは「奇跡としか言いようがない」と、特別展を紹介する公式サイトにも書かれているくらい、凄いことだ。古代史ファンは必見である。他、古事記、出雲国風土記、延喜式、各種埴輪、須恵器、土師器、七支刀、伎楽面、四天王像などが展示されている。
下記画像は大和エリアでの撮影可能な展示物、法隆寺金堂壁画複製陶板(第一号壁)である。3月13日から、特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」が始まる。見に行く予定だ。
人、神、自然
東洋館の2階で開かれている特別展「人、神、自然」も見てきた。こちらも残念ながら撮影禁止だったので、ここで紹介することはできない。世界各地の貴重なものが展示されていた。とても好きになったのは「タンバリン奏者像」だ。BC2500年ころ、メソポタミア地方でシュメール初期王朝時代に制作されたと伝わるものだ。なんと今から4500年も前のことだ。
是非このタンバリン奏者像を色々な角度から見てほしい。とても生き生きとした奏者だ。精巧な作りに驚きを隠せない。
帰りはもちろん咲村へ
上野から日比谷線で4駅(7分)乗ると人形町駅へ着く。人形町と言えば、そう咲村だね。なので、行く前に高校時代同じ部活だった友だちに「咲村行くよ、これたら来てね」と言っておいた。彼の職場から咲村は近いのだ。そしたら来てくれた。
とても愉快な人だ。最近の話もするけれど、やはり部活の時面白かった話なども多少する。バカみたいなことにチャレンジしまくっていたことを思いだした。話の途中で、部活友だちなのにしばらく会っていない通称・巨神兵の話になった。彼は元気にしているのだろうか。
そうそう、彼は高校時代から掛布雅之氏のモノマネをするのが大好きだった。私のユーチューブチャンネルにモノマネ動画をUPしていいよと言っていたのでアップしておいた。是非、みなさんもご覧ください!とても陽気で優しい男です。また遊ぼうね。
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