朝の公園

平日の早い時間は二人きりだ
他に誰も見当たらないから
鎖を解き放ち草原を踏みしめろ
囚われの心を引きずりながら
歩き続けるのは徒爾に終わるから 
秋空に浮かびあがり彼方を見渡した
いつまでも出会った頃のような反応で
誰よりも早く気付いてくれるのだ
自由に歩きながらでも常に傍に居る
行雲流水の日々をともに行こう