中止の決断が何故出来ないのか

コロナ…なんだっけそれ

日本国内で新型コロナウイルスの感染者が次々に見つかり、拡大が懸念されている中、マラソン大会が日本各地で行われた。アイキャッチは、朝日新聞デジタルから拝借した熊本マラソンからの1コマ。ただでさえ過酷なマラソンに挑んでいるのに、さらにマスクを装備するという自分を徹底的に苛め抜くスタイル。嫌いじゃないよ！

だけど、そこまでして今日マラソン大会を開催しなければダメだったのかな。自治体が主催しているのかな？陸連や、色々な企業や団体が関係しているから、「中止！」の決断が難しいのかな。3月1日の東京マラソンも開催されるみたいだもんね。

新型コロナウイルスは潜伏期間が長く、飛沫感染するのでしょう。スタート直後のこの密集率…大丈夫なのかな。とても心配。中国の上海にある日本人学校では、上海市当局からの指導もあり3月1日まで休校となっている。未来を担う子どもたちを、ウイルスの脅威から守るのは当然のことだ。日本では休校どころか、盛んに至る行事が行われている。結果として感染拡大しなければ、それはそれで良いのだけれど、果たして対応としてこれがベストなのでしょうか。国民総「正常性バイアス」状態なのだろうか。

＊正常性バイアス…自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人間の特性。心理学用語。

岡山では裸の男たちが入り乱れる

昨夜、岡山市東区の西大寺観音院で「宝木（しんぎ）」を奪い合う「はだか祭り」が行われた。この祭りは文字通り、褌一丁の男たちがお宝を奪い合う祭りだ。関西でもコロナ感染者が出ているのだが、祭りが開催される前から関係者の脳内はヘブンモードだったのだろうか。伝統行事を中止にする決断は、難しいものなのだろう。

主催者発表ではおよそ1万人の男たちが参加したそうだ。彼らは肩を組んで「わっしょい！わっしょい！」と大いに盛り上がっていたが…

私の心配が杞憂に終わることを願う。