文鳥

文鳥,詩,さんはん,言いたい放題,自由,
ほっぺたの白いのを膨らませちゃってさ 
いったい何がしたいのよ

飛んでる時はどんな気分なのよ

目を真っ赤に充血させながら
ナスカの地上絵を見ていたんだ

ギュルギュルの音は
感覚を研ぎ澄ませる

翼を広げながらでも
足をバタつかせながらでも
僕らは僕らの約束があったじゃないか 

緞帳の奥に拡がる世界を覗いておいで
そこには何があったのよ

誰からも相手にされないってのはどんな気分だい

拳を固く握りしめながら
イースターのモアイを引きずっていたんだ

チュルチュル流水は
上から下へ容赦なく

幕に包まれていながらでも
両手両足でもがきながらでも
僕らは僕らのやるべきことがあったんだ

嘴のピンクいの尖らせちゃってさ
いったい何がしたいのよ

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