NHKから国民を守る党
先日行われた参議院選挙で、NHKから国民を守る党(以降・N国)代表立花孝志氏が当選した。受信料を払わない方法を伝授し続け、NHK撃退シールを駅前で配りまくっていた成果があったのだろうか。
7月9日。ギターの弦を買うため駅前へ行くと、N国が街宣をやっていた。シールも配っていたので私は貰ってきた。その時街宣車のスピーカーから20秒間隔で
「こちらはNHKから国民を守る党でございます。只今NHKに受信料を支払わない方法をお伝えしたチラシと、NHK集金人が来なくなるNHK撃退シールを無料でお配りしていますのでお気軽にお受け取りください」

爽やかな笑顔に
ときめいたのかな
と流れていた。JR川崎駅東口を出て仲見世通りに至る信号の所と、KQ川崎駅からダイスを通過した先のスクランブル交差点で実施していた。
とても多くの人が行き交う場所だ。わかりやすい「NHKをぶっ壊す!!」の一点突破で参議院議席を勝ち取るとは素直に凄いなと感じた。だが、危惧していることがある。
丸山穂高・石崎徹らに触手を伸ばす
丸山穂高議員に関してこれまで何度か書いてきた。まだお読みになってない方は是非ご覧になってください。「丸山穂高は何を考えているのか」・「丸山穂高と川崎で飲みたい」・「丸山穂高よ、いい加減にしろ!!!」
石崎徹議員は自民党に所属する衆議院議員である。最近になって秘書に対するパワハラや、売春をもちかけたとされるライン画像の流出で話題になっている議員だ。
N国代表の立花氏は上記2名の他にも、青山雅之氏、足立康史氏、井上一徳氏、笠浩史氏、中山成彬氏、平山佐知子氏、細野豪志氏、松原仁氏、柚木道義氏、渡辺善美氏らにラブコールを送っている。いっそのこと安倍首相にも声をかけてみてはいかがだろうか。
NHKの討論番組に出演するには現役の議員が5人必要なので、声をかけているのもあるだろう。私が一番心配しているのは多くの議員がN国に合流し、日本国憲法改正発議のキャスティングボードをN国が握ってしまうことだ。良いのかこれで。
玉城雄一郎
野党共闘を戦い抜き、なんとか改憲勢力に2/3取らせなかった。なのに選挙後「安倍首相に改憲議論ぶつける」と発言し、野党支持者を大いに失望させた玉城雄一郎代表率いる国民民主党からも目が離せない。国民民主党からは「代表から降りろ」との声も聞こえ始めた。玉城さん、流石にあなたはN国へ行かないよね?
現政権下では改憲の発議すらNOだということは常々言ってきた。私の色々な不安妄想が、どうか思い過ごしでありますように。
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