厚生労働省10人の中途枠へ1934人応募…
就職氷河期世代を対象に、厚生労働省が条件付き中途採用を行うと「出来レースの予感」で紹介した。いよいよ応募が締め切られた。2020年5月から勤務する10人を募集したところ、1934人が殺到した。倍率はなんと約190倍…氷河期世代が現役時に味わった狭き門と同じくらい、過酷な競争が待ち構えているとは何たる皮肉。以前私が提案したように、応募者全員採用くらいやってほしいものだ。もちろん、応募資格はキッチリ精査してからね。
潜在労働力
だが、厚生労働省の募集には良い面もあったと思う。きちんとした、待遇ならば「そこで働きたい」と思う人がたくさん居ることがわかっただろう。国家公務員と民間企業を比べるなよ…と思わなくもないが、民間でもきちんとした待遇ならば応募してくる人はたくさんいるだろう。
バイト応募者の履歴書友だちに晒す
奈良県天理市総務部課長級職員が、アルバイト応募者の履歴書をスマホで撮影し同僚や友人、計23人に送っていたことが発覚。処分は半年間給料10分の1だって。え?首じゃないの?倫理観のかけらもない、本当にクソのような行為をしでかしたのに、ナニコレ。アルバイトに応募した人は、色々不安を感じて応募を辞退したんだって。とてもかわいそう。これがきっかけで、この人がどこにも履歴書を提出することができなくなってしまって、働きに出ることができなかったら天理市は生涯面倒をみてあげるように。自宅でできる仕事を発注しても良いんじゃないか。役所は個人情報の宝庫だと思うのだけど、こんな人が内部に居て良いのかね。発覚した経緯は何なのだろう。メッセージを直接送られた人からの発覚ならば、良くやったぞ。誰かが声をあげなければ、このような卑劣な行為があったことすらわからなかったと思うと、とても恐ろしい。
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